ビオラ 二題






一株のビオラが、白花で咲いて紫に変化する。
そういう楽しい花の種を播いたのは3年ほど前のことだった♪







家の前のコンクリートの割れ目に、ビオラが根付いて花を咲かせた。
白い花から紫へ変化する、確か以前、実生で育てた種類のビオラの筈である。

放っておけなくて、かといって移植もできず、水やりを続けて時を待つ。
以下はその後のビオラの記録 (2008年7月〜2009年5月)





8月4日

一つだけ実った莢がはじけたのは8月4日

毎日、様子を見に行き、上を向いたのを見計らって採取。
その後直ぐにこの状態。粒が揃ってつやも良く、充実した種のように見える。








9月17日

双葉の間に可愛い本葉が見えはじめる。










10月3日

ポットに植え替え。









11月13日

先に播いたパンジーやビオラは花盛り。
右下のプランターは、ようやくツボミが見えるようになったビオラ。








12月18日

初めての開花。
うっすらと紫がかった花と、咲分けの花、どっちも可愛い。







3月16日

冬を越して葉は多少痛んでいるが元気な株。










4月18日









5月15日


↑ ビオラ5株で作った寄せ植え。

↓ ビオラと合わせたのはチューリップ
薄紙細工のようなピンクの八重咲きがよく似合っていた。





5月15日










5月28日

最初の種がはじける。
沢山咲いているので、これからは毎日のように種がはじけるかもしれないが、
今年、この種を播くかどうかは未定。

ビオラの根性は続いても、栽培するヒトの根性が怪しくなりつつある(^^;)





もう一つは一冬を台所で過ごしたビオラ。

春になったら地植えにするつもりでいたポット苗。
その中の一つを台所に持ってきた。

雪に閉ざされた時間を少しでも楽しいものにしようと、
窓辺に置いたビオラだった。
暖房のある場所がビオラには暑過ぎたのか、思った以上に伸び出した。

こうなったら春までどれくらい伸びるのか見てみよう。
そんな軽い気持ちで水やりを続けた。
時々活力剤を与えるだけで、肥料はほとんど無し。

一冬を台所ですごしたビオラは、どこまでも伸びて、
7月1日まで花を咲かせ続けた。


ビオラの草丈、163センチメートル♪



2003年7月1日

(途中に見えている紐は、流しの上の棚に括りつけた時のもの)






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