ニッコウキスゲ |
朝日に照らされた海
朝5時に出発、目指すは深浦町の行合崎だが、途中の千畳敷き近くで小休止
行合崎についたとたんに五能線の音が聞こえた
深浦から五所川原方面に向かって走る気動車。(画像左が進行方向)
海岸線の崖の、上から下まで殆どのところにニッコウキスゲが見える。
行合崎の突端を見ると、いつも宮崎県の都井岬を思い出す。
なんとなく何処か似ている♪
↓この日海岸で見た花
ハマヒルガオ
エゾスカシユリ
ニッコウキスゲ
アサツキ
ハマナス
ハマベンケイソウ?
↓今回お気に入りの、カモメの飛行
つがる市 ベンセ湿原
ニッコウキスゲと岩木山
つがる市に位置するベンセ湿原では、
そろそろニッコウキスゲからノハナショウブに開花時期が移ろうとしていた。
オオヨシキリ
カッコウが托卵する鳥としてもよく知られている。
特徴のある声が、湿原にいる間、ずっと聞こえていた。
ちなみに、つがる市の鳥はカッコウで、このカッコウの鳴き声も今の時期は毎日よく聞こえる。
ノハナショウブ
たぶんススキだと思うが、きれいな斑入りのものを見つけた。
コフキトンボらしいが、雄か雌かは不明。
数年前に見た海岸の崖に咲くニッコウキスゲが忘れられず、思い切って出かけてみた。
つがる市の我が家から早朝五時出発、朝のうちに往復できればラッキーである。
海岸のニッコウキスゲをたっぷりと楽しんで、帰路についたが、
途中でベンセ湿原も見てみないかと、夫が言い出した。
帰る途中、ほんの少しの回り道をすればベンセ湿原へ行くことが出来る。
花好きにとって、これ以上の贅沢はないと、密かに喜びつつ湿原へ向かった。
駐車場から湿原へ向かって歩き出す。
湿原のニッコウキスゲの群落を見るためには、柏の木の下を少しの間、歩かなければならない。
その時、目の前に、ツーッと下がってきたのは小さな毛虫だった。
足がすくむ。冷や汗が出る。思い切って一歩を踏み出し、
先に歩いている夫の、ポロシャツの袖を引っ張った。
私 「止めましょ。もういいから、帰ろう・・・・」
夫 「マァマァ、いいから、こんな毛虫くらい」
夫は、持っていたカメラ用の一脚をスルスルと伸ばして長い棒を作り
一つ、二つと、ぶら下がった毛虫をどけて進む。
夫のポロシャツの袖をつかんだまま、私もソロソロと後に続く。
湿原に出てみれば、終わりかけたニッコウキスゲと、
咲き始めたノハナショウブが出迎えてくれた。
黄色と紫の花の競演、そちこちに白いミズチドリ、さらに斑入りのススキまで、
存分に楽しんで、と言いたいが、毛虫の出現で背中に寒いものを感じつつ
ベンセ湿原を後にしたのでありました♪
自宅近くの田んぼと岩木山
休耕田に植えられた麦が良い色に実って、麦秋の趣