4/27 五能線 - 弘前






陸奥鶴田駅付近からの眺め
田起こし等の農作業が始まる直前の田んぼ。







弁天宮胸肩神社


弘前市品川町に位置する由緒ある神社

近くにはビルも多く建っているがその中にあって
ひっそりと佇んでいるような趣がある
境内には桜の木があり、すでに8分咲きといったところ

用事を済ませた後でお参り
しばらく桜を眺めて、それから帰途につく。













車窓から観る岩木山
弘前-川部 間の平川と岩木山の眺め







八甲田連峰とリンゴ畑

車内が空いているのを良い事に、通路を挟んで右のボックス、左のボックス席と行ったり来たり
窓が映り込んでうるさい感じだが、春の八甲田を撮ることができた。

一番驚いたのはデジカメの機能で、写真を撮るよりもデータの記録という感じが強い。
手振れ防止装置のおかげで、走りながらも山を写すことができた。







リンゴ畑と岩木山

藤崎-林崎 の間で写した岩木山とリンゴ畑。
板柳付近から弘前近くまでは、このような風景が続く。

一番好きなのは白いリンゴの花と、一面に咲いている黄色いタンポポの組み合わせで
その向うに残雪の岩木山が見えていれば言うことなしなのだが
なかなかそういう組み合わせの景色を観るのは難しい





今年の桜は、この日の胸肩神社を楽しんで、
その後は出かける機会もなく桜の季節は過ぎてしまいましたが、

それでは少し寂しいので
去年の弘前公園の桜をご覧いただきたいと思います。

2006年5月 弘前公園の桜





走れば楽し 五能線

十数年前に体調を崩し、少々病院のお世話になったことがある。
通院していた頃はもっぱら五能線を使っていた。バスに酔うのが一番の理由だったが
五能線に揺られているうちに色々な楽しみができてきた。

車窓から景色の移り変わりを眺めるのが一番の楽しみだが
冬のある時、線路の側の雪の上に点々と続くウサギの足跡を見つけた。

陸奥鶴田駅付近から川部駅付近まで、その区間の何処か、
行けば必ずというくらい足跡があって、それを見つけると嬉しかった。

緑濃い夏の時期に、板柳付近のリンゴ畑を走り回るウサギも、一度だけだが見た事がある。
その時は茶色い夏毛で、いかにも元気の良い野ウサギらしいのが面白かった。

ウサギの足跡と同じように、景色の中にあって目に飛び込んできたものが鳥である。
田んぼや畑の畦にある杭や、何らかの柵に止まっている鳥。
大きさや羽の色、お腹の帯のような模様から、それがノスリらしいことが分かった。

興味を持って窓の外を眺めれば、ノスリの他にも
田んぼの中にゴイサギやアオサギ、シラサギなども見つける事ができる

今でも年に数回は五能線に乗って弘前へ行くが
短い区間でも、一人のんびり揺られていると、楽しい事は沢山あるようだ。



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