浜の仕事 1 | ||||
網の手入れ 雪の季節にも浜の仕事はある 絡み合った網を手入れし 次の漁に備える |
浜小屋の前に立つ母 左の写真と同じ浜小屋のように見える 中には刺し網の棒や網、浮き玉などが入っている |
網の手入れをする母
どこの家でも、赤ん坊を背負って仕事をするのが当たり前だった
母の背中はいつもホカホカと温かく安心できる
浮き玉を持つ父 大きな浮き玉はガラスで出来ている 今はプラスチック製品などが多くなったが 当時はガラス玉が殆ど |
網の手入れをする父 刺し網の手入れに余念が無い 家の中にも外にも網の匂いがあった 右後方に見えるのは帆掛け舟 船に発動機がつくのはS30年後半頃から |
早春から初冬まで、浜の仕事は沢山ある。
子供達も、自分で出来る仕事は、なんでも手伝うのが当たり前だった。
網にかかった魚やカニを外す事も小さいうちから覚える。
絡み合った網から丁寧に外すのは結構しんどいが、
それがみな晩のおかずになったり、冬の間のおやつにもなる。
浜にいる父が「おーい、手伝いに来ーい」と呼ぶと
面倒だと思いつつも、一生懸命に手伝いをすることになる。