旧盆の頃






旧盆と村の祭りは一緒に訪れる
流し踊り、船競争、御神輿、そして夜になれば盆踊り。

普段着から浴衣に着替えさせて貰い、頭にはきれいな花飾り。
祭り本番には鼻筋にスッと白粉を引いて、
夢のような一日が過ぎてゆく。








旧盆の頃はまた、街からのお客様が来る頃でもある。
お墓参りを済ませ、祭りを見物、村の人達の盆踊りに飛び入りで参加して一晩を過ごす。
朝のひとときを波打ち際で楽しむ。街の人には潮風が心地良いらしい。








十三の砂山 (とさのすなやま)

実家のある十三湖(現・五所川原市十三)の盆踊りは
十三の砂山という民謡と共に広く知られている。

実際の盆踊りは旧盆の夜に村の中心に近い所で行われ、
この写真は特別な催し物の時に、海岸で披露されたもの。




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