豆漬け 津軽の食卓 枝豆の漬け物はオリーブの味? |
秋口に採れる枝豆はビールの友やお茶請けに美味しい
それを漬けたのが「豆漬け」で・・・・・、
なんというか、全国共通して季節の漬け物として食べられていると思い込んでいた。
ところがである、実は他所ではあまり聞かないという。
食べ始めれば止められない豆漬け
お茶請けが、漬け物になったとたん、ご飯のおかずになる。
ご飯だけではない、酒にもよく合う。
今の季節、豆漬けをパクパク、お酒をちびちびが、夜の楽しみとなる♪
枝豆を漬けるといっても単純そのもの
枝豆を固めに茹であげ、そのまま食べて、残った物を漬け込む
今年は、おニューの漬けもの器を使ったが、
去年までは台所のステンレスのボールで漬けていた。
枝豆を容器に入れ、海水くらいの濃さの塩水を注ぎ、軽く重しをする。
ボールを使っていた時は、重しの代わりに皿を置き、水のはいったビニール袋を置いていた。
今の時期だと2日目で水の色が変わり泡が立つ。全ては乳酸発酵のおかげ♪
今回は5日目には美味しく食べられるようになった。
酸味のある豆漬けの出来上がり。
毎年、豆漬けを食べると思い出すことがある。
学生時代のことなので、今を去ることウン十年♪
初めてオリーブの塩漬けを食べた時、まるで豆漬けのようで驚いた。
故郷を離れて豆漬けの味など忘れかけていた時のこと、
やたらに豆漬けが恋しくなる。
豆漬けが食べたくなれば
オリーブの塩漬けを食べて味を懐かしむという日々もあった
簡単に出来る漬け物ではなく、自分で作ることを諦めていたのに、
いざ作ってみると、こんなにもあっけなく漬けられる。
気が抜けるくらいの簡単漬け物♪
豆漬けの冷凍保存
その年によって異なるが、天気に恵まれ、豊作だと、貰う枝豆の量もかなりのものになる。
食べても食べてもまだあって、残ったものをドサッと漬け込み、
美味しい内に食べきれなくて・・・という年だってある。
そう言う時に冷凍保存すると、何時でも食べられて良いと教えて貰った。
できた豆漬けをビニールの袋に入れ冷凍庫へ、
しばらくして取り出し、食べてみると確かに美味しい。
しかし、冷凍庫の場所はそんなには大きくはないし、硬い枝豆で袋が破れ、漬け汁が漏れる事も多い。
沢山の豆漬けを美味しく保存する為に考えたのは
枝豆から豆だけを取り出し、小分けして冷凍する方法である♪
奥のボールには豆漬け。右は枝豆の空の莢。
手前のボールに取り出した豆を溜めていく。奥の左手にあるのは漬け汁を漉すためのペーパー。
(きれいな漬け汁に入れておきたいので、泡などを漉します)
1リットル入りのボールにこれだけの豆♪
小分けして袋に入れたものを、更にチャックのついた保存袋に入れ冷凍庫へ
これで食べたい時に、いつでも美味しい豆漬けが食べられる。
ちなみに、わたしの場合は、ご飯のおかずでも、ビールの友でもなく、
冬の夜、お酒を飲みながら食べるのが好き♪
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