春のリンゴ畑と岩木山


こぎん刺しで作る津軽の春の景色


豊かに咲いているリンゴの花、雪を頂いた岩木山、日を浴びて輝いているタンポポ、
その全部が一つの絵になってずっと心の中にあった。
昔々、たった一度だけ経験したリンゴの受粉作業の時に見た風景♪(横幅27p)








長いこと宿題にしてきた「こぎん刺し」で作る津軽の春の景色
昨年、数年ぶりに小さな作品を作られるようになって、
それから毎日チクチク・チクチク、何枚かの麻布を白い木綿糸で埋めていき
今月に入って、思い切って春の景色を刺し始めた。
ようやく出来上がって、マジマジと見つめて、なんか変と思った所を直して、
まぁいっか・・・と、今は無理せず、これでひといき^^

いつもの紺地ではなくグレーの麻布を使ってみて、それもまた面白かった。
今度は紺地に刺してみようか、それとも
秋の風景を作ってみようか、楽しみが広がる♪





  

こぎん刺しは中央から刺し始めるので、リンゴの花の真ん中から刺していく(左)
実際には葉っぱも花も一緒なのだけど、花のイメージを膨らませてみた(右)





  

(左)前に作ったのはどれも真っ直ぐな木でリンゴらしくなかった、これはなんとか見えるかも〜
手前の2本の木に使った糸は「りんご草木染め」で出来た糸(板柳町ふるさとセンターにて購入)

(右)タンポポは大きさの違うカチャラズで刺して、遠近感が出ていたら嬉しいけど・・・(^^)




   




タンポポの葉、芝生、若草、遠くの緑、けっこう難しい。岩木山はもっと難しい。
心の中にずっと持ち続けた風景は旧森田村(現つがる市)の岩木山に近い所にあるリンゴ畑
弘前から見る岩木山は男性的で、つがる市から見る岩木山は女性的で優しい姿と、よく言われる。
そんな優しい岩木山に見えるかどうか・・・・今はこれが精一杯(*^^)v



他にちょびっと、この頃のこぎん刺しも掲載
ブログ「窓の向こうに」



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