庭の恵みのジャム 2008




     6月29日

ビックリグミと房スグリの収穫
房スグリは二本分。殆ど藪の状態で、収穫担当の夫が閉口していた。

房スグリの側にはブラックベリーもあるが、こっちは仕立て直しをしないと収穫できない。
実が成れば、美味しいジャムや果実酒ができるのが分かっているが、一度ジャングルのようになると始末におえない感じ。

外に出た事の無いHuuが、不思議そうに匂いを嗅いでいる(^-^)
今年はビックリグミが少ないので、市販の果物も少々加える。ブルーベリーもまだ熟していないので埼玉県産のものを購入。他には地物のサクランボ。

庭のユスラウメは今年も花が少なかった。
おまけに遅霜で殆どの実がやられ、木にはわずかに数粒しか見えない。
鍋はチタンの片手を使用

全部の材料を入れて煮る。
煮ながら実を潰し、種を押し出す。

ブルーベリーを潰していて中身が飛び散り、衣服に染みをつけた。普段あまりエプロンをしていないので、こういう失敗をしてしまう。
ざるで種を漉しとる。

使い古した木べらも、新しいゴムべらも、それから最初のうちは、小さな擂粉木まで使って種を取る。

毎度の事ながら、これを見ると鳥の糞やフクロウのペレットを連想してしまう(^^ゞ
砂糖を加え、アクをすくいながら煮詰める

特にグミのジャムの場合にアクが多いような気がする。皮の表面の光る粒々のようなものが渋みやアクになるのか、アクを取り去ると美味しさが違う。
ビンにブランデーを入れて消毒

食器乾燥機の熱で消毒済みだが、それでもブランデーを入れてフリフリし、ビン全体に行き渡るようにする。消毒と、ちょっとした風味付けにはもってこいである。
 まるでイクラのようです。

コップに冷たい水を入れ、煮詰めたジャムを一雫たらしてみる。一瞬浮いて、それから丸い形のまま底に沈み、形が崩れない。こうなると完成。
ヨーグルトに浮かぶハート?

相変わらず合わせるものはカスピ海ヨーグルト。
これは粘りのあるヨーグルトなので、グルグルとかき混ぜてトロリとさせ、その上にジャムを置いてみた。最初は真ん中にドテッと乗せたら、まるで日の丸だったので、その後、点々と置き、爪楊枝でスッと線を引くようにしてみた。
この後は、お決まりのグルグル模様で遊んでみる。固いと思っていたら意外と緩かった。


これは一回目のジャム作り。
二回目は頂き物の山盛りのビックリグミと、小粒のサクランボを合わせた。
完熟のビックリグミだったので仕上がりも美味しい♪
火を入れる前に砂糖をたっぷりとまぶし、水分を出させてみた。
種を漉し取り煮詰めたら、グミの割合が大い分、出来上がりの色はくすんだワインレッドの感じ。
固さは二回目の方がしっかりとしている。
味は、一回目、二回目共に、口当たりのよい酸味と風味があり満足できた。
来年こそユスラウメが欲しいのだが・・・木が枯れそうで、残念!



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