山 野 草  (photo)


山野草 2012年

小さな段々花壇のタツタソウ








 大文字草2011   山野草 2011年の記録

山野草の花の記録。今年は大幅に遅れて8月も下旬のupとなった。
山草棚の作り直し、大文字草の総植え替え、
シャジンの植え替えと置き場の変化、ウチョウランの開花等々
今年の山野草は大忙し(^^)v

大文字草 2010   山野草 2010年の記録


3月から少しずつ植え替え作業をしているが、
大文字草など、5月末でもまだ手つかずのままである。
小型のランの仲間、シャジン、コザクラ類は一通り植え替えが済んでいる。
春先、急いで植え替えたイカリソウは殆ど花をつけていなくて・・・
山野草栽培は体力勝負と実感(^^)

2010年 5月31日 記す



 2009年春の山野草   大文字草2009年


HPの許容量が少なくなっている為
大きな画像は7月から、ブログで紹介する事にしました。
ここにUPしているのは、福寿草からトキソウまで、
春の山野草を一ページにまとめたものです。



山野草との出会い


庭の片隅で毎年花を咲かせてくれる山野草。
鉢栽培で失敗を繰り返しながらも、津軽の気候に馴染んでくれた高山植物

昔懐かしい草花も洋種の新入りも、みな大切な花達



   2008年

3月  福寿草
4月  キクザキイチゲ   トガクシショウマ  タツタソウ  サンカヨウ  西洋オキナグサ
 ショウジョウバカマ  サクラソウの仲間  イチリンソウ  ニリンソウ シラネアオイ
 ヒメリュウキンカ 一人静 オオバキスミレ
 5月  桃色春雪の下 オダマキ エゾルリソウ 源氏すみれ(斑入り) チシマキンバイ 
 イカリソウ19種 カラマツソウ  シコタンソウ
 6月
 白花高嶺ホタルブクロ イブキジャコウソウ タマシャジン   コマクサ
7月  ミヤマシャジン
10・11月   大文字草 2008



 ランの仲間
3月  シュンラン
4月
5月  クマガイソウ サルメンエビネ スズムシソウ  イワチドリ
6月  クモキリソウ コアニチドリ  エノモトチドリ  トキソウ  ウチョウラン
7月   ネジバナ   フウラン
8月   サギソウ





   2007年

3月 福寿草
4月 ショウジョウバカマ   キクザキイチゲ      ヒメリュウキンカ   タツタソウ   トガクシショウマ
5月  サクラソウの仲間   サンカヨウ   イカリソウの仲間   チシマキンバイ   エゾルリソウ   カラマツソウ
6月 コマクサ(実生)   アライトツメクサ   白花高嶺ホタルブクロ   イブキジャコウソウ   サラガミネギキョウ
 レブンソウ  タマ シャジン
7月   白花ツユクサ コバコ シャジン    ホソバ シャジン    ミヤマ シャジン  
     ホソバシャジン白花
8月    白岩シャジン    ホウオウ シャジン白花   キレンゲショウマ   シュウカイドウ
9月   ヤシャジン シャジン白花
10月 ホトトギス    岩シャジン    大文字草


      ランの仲間
4月    シュンラン
5月   スズムシソウ  クマガイソウ   イワチドリ
6月   エノモトチドリ   コアニチドリ   トキソウ   クモキリソウ  ウチョウラン
7月   朝日ラン    ネジバナ    フウラン
8月   サギソウ









イワチドリ



山野草との出会い


1980年、夏のことである
結婚式を控えて、仲人をお願いした先生のお宅へ挨拶に伺った。

夫とは高校時代のクラブの先輩後輩の間柄で、
その当時のクラブの顧問をしていた先生に仲人をお願いした。
ご自宅の門をくぐったら、懐かしい先生ご夫妻が玄関先で出迎えてくださった。

ふと、御夫婦の後ろに目がいくと、そこには見た事もない鉢植えが沢山並んでいた。
そして思わず私の口から出た言葉は
「あらいやだ盆栽ですか。先生ったら、爺むさい事を始めちゃってぇ・・・」であった。

思い出しても恥ずかしい。
若くて結婚を控えていて、幸せの最中、何も怖いものがない状態であった。

先生は苦笑しながら、
「これはねぇ、山野草というのだよ。夏や冬の厳しい時期を過ごして毎年花を咲かせてくれる。
この可愛らしい花を見てご覧なさい」と言いながら、一つ一つの鉢を見せてくれた。

それからである。
一番最初に頂いたのは「キイジョウロウホトトギス」だったと記憶している。
難しそうで失敗したらどうしよう、と言うと、いつも決まってこんな答えが返ってくる。

「失敗。いいよいいよ、失敗したらまた持っていけばいい」

その先生の側にはいつも笑顔の奥様がいて、まだ栽培した事のない山野草を持たせて下さった。
ミチノクコザクラの白花などは、10年程前に奥様から頂いたものである。

今ある山野草の殆どは、そうやって先生から株分けして頂いたもの。
大文字草の栽培を始める頃には私も株分けの手伝いができるようになり、
作業を手伝っては株分けしたものを頂戴してくるようになっていた。

もちろん全てが上手くいったのではない。
例えばカラマツソウの仲間などはずいぶん失敗して数が少なくなってしまった。
それでも何処からか実生の苗が出てきて、植物の持っている強さを感じさせてくれる。

また、春の芽出しから梅雨の頃までは元気が良くて、
その後、段々と勢いの衰えていくいくシャジンの仲間は一番難しい。

結婚とほぼ同時に山野草の栽培を始めたと言ってもいいかもしれない。
この二十数年の間に、増えたのも減ったのもあるが、
最初の一鉢のキイジョウロウホトトギスはいまだに健在である。




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